先週末に、浜離宮朝日ホールで世界最高レベルのベルカントを堪能しました。

ロッシーニ やベルカント作品を中心に世界中の歌劇場で活躍するテノールのマキシム・ミロノフのリサイタルには絶対に足を運ぶべきだと前々からご助言と良席にご縁をいただき、当日は期待に満ち溢れながら足を運びました。

結果、発声とは音楽とはこういうものだと言うことを身をもって体感することができました。

余分な力が全く入っていないけれども、芯がある遠くまで飛ぶ声、アジリタはどこまでも自由で天空まで届きそうな響き。表現力にも圧倒されました。

有名過ぎるベッリーニの歌曲も、こういう風に歌うべきだという世界基準を見せていただきました。

また、親日家で日本文化に馴染みがあると言うことで、アンコールの日本歌曲も日本人顔負けでした!👏

アンコール曲も数多くサービス精神満載、舞台姿も輝かしく✨最後まで本当に見入ってしまいました。最初から最後まで身震いする感動を覚えました。

会場のお客様もすごく湧いていて、声の芸術で人をここまで感動させられるのだと言うことを魅せてくれたマキシム・ミロノフ。

このようなリサイタルを聴いた後は、自分の発声まで整うような気がいたします。 

忘れてはならないのが素晴らしいピアニストでありコレペティトールであり、共演者のジュリオ・ザッパ。

ミロノフの芸術を寄り添いながら支え、大成功に導きました。

浜離宮朝日ホールも素敵なホールでぜひまた足を運びたいです。

2024年も素晴らしい舞台にたくさん出会える予感がします。客席で皆様と感動を共有したいです🎵

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